Covers shown: CD 1990, CD 1996 | ||||
エコーズ・オブ・レノン(1990年) 日本:キティ・エンタープライズ KTCM-1002 米国:グローバル・パシフィック GPD 351 1996年に再リリース 日本:プレム・プロモーション PRE-1204 1. マインド・ゲームス 2. オー・マイ・ラブ 3. ビューティフル・ボーイ・ダーリン・ボーイ 4. ホールド・オン 5. ギブ・ピース・ア・チャンス/ハッピー・クリスマス ウオー・イズ・オーバー 6. グロウ・オールド・ウィズ・ミー 7. ジェラス・ガイ 8. ハウ? 9. ラブ 10. イマジン オノ・ヨーコ:語り (トラック9) キティ・レコードでのサード・アルバム、そして重要な作品 である。「ピース・イン・ザ・ハート・オヴ・ザ・シティ」で 成功を収めた後、モーガンは、より多くのリスナーのために彼の 穏やかな音楽を届けなければ、と感じていた。そんなある日、 モーガンは「イマジン」という映画を観て、そうだ、ジョン・ レノンのラブソングを演ろう、と思い立ったのである。この アルバムを聴くと、ジョン・レノンの普遍的な平和の歌が、 うまい具合にモーガンの環境音楽的なピアノスタイルと融合 していることがわかる。ヨーコ・オノは快くこのプロジェクトを 支援してくれ、「ラヴ」という曲では、自ら歌詞を朗読 してくれると言ってくれた。彼女が歌うときの声は激しく、強烈 だが、それとは全く対照的に、ここでは深く、美しい声を披露 してくれている。このアルバムがリリースされると、その評価は 批評家やリスナーの間で議論を呼んだ。意見は真っ二つに分 かれていて、ジョンの曲のまがい物を作るなんて、と考える人 もいた。しかし、ジョン・レノンの傷つきやすく瞑想的な側面を 、モーガンがデリケートなタッチのピアノで表現したアルバム として、深い感動を与えたと評価する人もいたのである。 |
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