Covers shown: LP 1984, CD 2004
ルック・アット・ライフ(1984年)

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日本:オマガトキ/新星堂 SC-2004L
『Seasons』とともに2004年7月にCDとして再リリースされたもの(英国:ボイスプリント・レコード VP290CD)

1. ロード・オブ・ザ・フル・ムーン
2. ハッピー・アゲイン
3. マウント・フジ
4. タイム・アンド・タイド
5. パストレイル
6. ミーティング・アンド・マージング
7. サンバ・デ・カーニバル
8. ハート・トゥー・ハート
9. サマーホリデーズ
10. エリック

ミルトン・フェリックス:バスギター
アリー・ディアス:ドラム、パーカッション
マ・アンター・ギャノ:ワードレスヴォーカル

モーガンは1984年に日本を訪れた。彼は日本がとても気に入
り、そこに居を構えることにした。長い充電期間を終え、
すっかりリフレッシュしたモーガンは、音楽的なアイディアが浮
かんでくるのをのんびりとまった。彼は誘いのかかった小さな
クラブでの演奏を通じて、自然に湧きあがってくるままに
インプロヴァイズするキーボードの演奏スタイルを作
りあげていった。モーガンは、パイプ・レコード時代の忙しい
日々とは対照的に、平穏な日々を送っていた。彼が作曲を始
めると、そうした心の平安が曲にも現れるようになった。その
結果できたのが「ルック・アット・ライフ」である(
サブタイトルは「すばらしい世界に送る10曲の
インストゥルメンタル」)。モーガンは、偶然知り合った
東京在住のブラジル人ミュージシャンを招き、ベースと
パーカッションを頼んだ。そのおかげでこのアルバムの何曲かは
豊かなラテンのテイストで彩られることになった。また、この
アルバムは「ジョス・ベイ」のニューバージョン(「サマー・
ホリデー」というタイトルに変えられた)も収められている。
エンディングの「エリック」は、モーガンのヒーロー、フランス
の作曲家、エリック・サティへの、美しく瞑想的なオマージュ
である