プレイ・ラウド/プレイ・クワイエト(1981年)

カセット・アルバム

英国:ZG マガジン

(サイドA)プレイ・ラウド(ハイブリッド・キッズ リミックス
&アウトテイク)
1. ウィー・スリー・キングス(編集)
2. コベントリー・バックトラック
3. エマージェンシー
4. ドゥー・ユー・シンク・アイム・セクシー(ニュウ・ミックス)
5. マッカーサー・パーク(ファースト・アテンプト)

(サイドB)プレイ・クワイエト
ジョン・ホワイトの曲はミニチュアーズのラウンチパーティー
でのライブ。演奏:ザ・ノルディック・レヴェリー・トリオ(
ジョン・ホワイト、ゲーヴィン・ブライアーズ、デイブ・スミス
)。 モーガン・フィッシャーとロル・コックスヒルによる
スロー・ミュージック以外はコラージュ、そしてリミックス
されている。

イギリスにZGマガジンという、現代美術・音楽の最新情報を提供
する雑誌があった。時を経ずして廃刊となってしまったが、この
雑誌は毎号カセットテープ付きだった。そして第3号のテープ
のために曲を提供してくれないか、とモーガンに声
がかかったのである。モーガンは最近の2枚のアルバム制作中に
録音したものを使うことにした。プレイ・ラウドのサイドには、
「クロー」からのデモテープ、リミックス、そしてアウトテイク
が入っている。プレイ・クワイアトの方は、「スロー・
ミュージック」の素材を使ったリミックスのコラージュだ。
さらに、ノルディック・レヴェリー・トリオによる6曲が収
められている。このトリオは「ミニチュアーズ」の打ち上げ
パーティで演奏してくれたグループだ。作曲はジョン・ホワイト
(現代音楽の作曲家で、ブライアン・イーノがオブスキュア・
レコードからアルバムを出したときの作曲を手がけた)で、彼は
演奏にも参加している。他の2人のメンバーは、ギャビン・
ブライアーズ(現在は最高級のミニマル・オーケストラ・
ミュージックで世界的に有名になった。「ミニチュアーズ2」
にも参加している)、それにデイヴ・スミスである。