リバランス(1994年)

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ママドゥ・ドゥンビア(コラ、ンゴニ、ギター)との共作

日本:プレム・プロモーション PRP-0024

1. スピンビート1
2. サークルダンス1
3. スピンビート2
4. サークルダンス2
5. スピンビート3
6. サークルダンス3
7. スピンビート4
8. サークルダンス4
9. リバランスのテーマ

モーガンはゲスト・ミュ−ジシャンを迎えて、Re-シリーズを作り
直し、シリーズに2つのニュー・アルバムを加えようと考えた。
モーガンはまず、ママドゥ・ドゥンビアとこのアルバムを
レコーディングすることから始めることにした。ママドゥは、
以前、あのサリフ・ケイタとともにギターを弾いていた、マリ
共和国出身のミュージシャンで、現在は東京に居を構えている。
彼はまた、放浪するミュージシャンやストーリー・テラー
からなる、「グリオット」の伝統を受け継いでいる
ミュージシャンでもある。モーガンが彼に声をかけたのは、この
アルバムのためにコラ(ハープのようなアフリカの楽器)、
ンゴニ(バンジョーのような楽器)、それにアコースティック・
ギターを弾いてもらうためであった。まずモーガンはママドゥに
好きなだけインプロヴィゼーションを任せ、その後キーボードと
サンプリングしたサウンドを加えて豊穣でエネルギーに満ちた
音楽の熟成にとりかかったのだ。このうち2曲は、ミニマル・
ミュージックのパイオニア、テリ−・ライリ−へのオマージュ
として作られたものである(後にモーガンはテリーと会い、「
ミニチュアーズ2」制作の際、声をかけている)。この新しいRe-
シリーズのために、モーガンは特にテーマ曲を作った。この曲は
各アルバムのエンディングを飾っている。さらにサブタイトルも
加えた。このアルバムには「静かな内なる中心に向かって突き進
め−−自ら選んだ速度で」