リミックス(1999年)

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Re-シリーズの曲をラディカルに編曲したリミックス版

日本:プレムプロモーション PRE-0025

ジャケット フォトグラフ:モーガン・フィッシャー

1. ザ・リミックス・テーマ
2. ジ・オオタカ・ブレイク 
3. ラックス
4. ジ・オサダ・ブレイク 
5. チャージ
6. ザ・ドゥシビア・ブレイク 
7. バランス
8. タ・カネコ・ブレイク
9. フレッシュ
10. ノッキング・オン・ヘブンズ・ドアー

おおたか静流:歌(トラック2、3)
オサダ・イサオ:トランペット(トラック4、5)ママドゥ・
ドゥンビア: コラ、ンガイ、ギター(トラック6、7)カネコ
・アスカ: エレクトリックバイオリン(トラック8、9)
アンディ・ビヴァン: サキソフォン(トラック10)

Re-シリーズの最後を締めくくるものとして、モーガンは前4作を
ラディカルに編曲し、リミックスとしてまとめようと考えた。
演奏音源としてゲスト・ミュージシャンのものだけを使い、全く
新しいアルバムを作り上げた。ダンス・トラックと環境音楽
がそれぞれ1曲ずつ。それに、オ−プニング、エンディング・テ
−マが加わっている。環境音楽のトラックはほとんどゲスト・
ミュージシャンの手によるところである(ヴォーカル、
トランペット、コーラ、ヴァイオリン)。そして音源からの
サウンドを大幅にモディファイするため、多くのコンピュータ・
ソフトウェアが使われた。ダンス・トラックに関してモーガンは
、(ヒップ・ホップ、テクノ、ツ−・ビ−ト、ドラムアンドベ−
ス、ハウスその他の)ジャンル分けをされたいとは毛頭思
っていない。ここであげたようなジャンル分けもすぐに変
わっていくだろうし、ジャンルどうし重なりあっているところも
多いからだ。モーガンはこのアルバムを自宅のスタジオで2年間
を費やして制作した。その結実こそ、スカからアヴァンギャルド
・コンピュ−タ・ミュ−ジック、アフリカン、ネイティヴ・
アメリカン、ビバップ、グランジ、ミニマル、エキゾティカその
他の様々なジャンルを取り入れ、複雑さと豊穣さを兼ね備えた、
このアルバムなのである。モーガン自身も会心の作と自負
している。アルバムの副題「ウィー・ア−・イン・ジャンプ・
タイム」は、アメリカの人類学者ジーン・ヒューストンの講議
から抜粋したものである。